創立120周年記念事業 津田梅子の小袖修復プロジェクト中間報告

津田塾大学津田梅子資料室2022年度企画展

創立120周年記念事業

津田梅子の小袖修復プロジェクト中間報告

保存修復部門では、2021年12月より津田塾大学津田梅子資料室からの依頼で、津田塾大学創立者の津田梅子氏が明治4年に満6歳で渡米した際に着用していたと伝えられる小袖の修復を行っています。

この小袖は江戸時代の大人用の小袖を旅立ちに際し、子供用に仕立てたもので、これまでの調査により、紅で染められ生地に紅、しこん、藍とキハダの重ね染め等で染められた刺繍糸で美しい模様が縫い取られていることが推定されました。

現在、小平の津田塾大学でその中間発表の展示が行われています。津田塾大学も本学と同様1900年創立の女子大学という事で、この機会にその歴史を共有していければと思います。

 

津田梅子の小袖修復プロジェクト