施設紹介(粉砕)

日本画研究室および顔料創造ファクトリーの成分分析計付走査型電子顕微鏡、キーエンス3Dマイクロスコープ、形状測定顕微鏡、位相差顕微鏡、岩石切断機、ジョークラッシャーミル、遊星ボールミル、ニューグラマシーン、グラインダーミル、乾式グラインダーミル、カッターミル、音波ふるい、振動ふるい、ビーズミル、超音波洗浄器、混合機などの粉体に関する様々な機器設備に染織文化資源研究所での高温炉・インクジェットプリンターインク吐出試験機、粘度計、などが加わりマイクロメートルからナノ粒子レベルまでの無機物を中心とした美術・工芸・デザインの造形素材の開発研究、創作応用研究が可能となっています。
Labojet 600
本施設での研究により、染織文化資源のひとつである顔料を、日本画岩絵具の粉砕技術を中心とした天然顔料粒子の「細かい砂から200ナノ程度の粒子」までの研究・検証を他大学、関係機関との共同研究も進めるとともに、日本画研究室による科学研究費での研究もサポートし、インクジェット吐出試験機での画像出力など染織にとどまらない造形素材の可能性を探求しています。
また高温の炉の導入から得られる様々な開発など先端技術を駆使した創生から「本当の色」「クールジャパン」「地方創生の支援」を目指しています。
染織文化資源保存修復部門
染織文化資源研究部門